今回紹介するのは資産運用のおすすめ入門図書です。
2019年に発刊されたムック本で資産運用の基本が理解できる内容となっています。
やってはいけないとタイトルにありますが、逆にどうしたら良いのかも簡潔に書いていますので迷って終わるといったことは無いです。
本書は特に投資したいけど何から初めたら良いか分からないといった投資入門者が最初に読むべき指南書としてオススメです。
まずは本書に書いてある内容のとおり進めてみて、徐々に自身のスタイルに合わせて投資運用をカスタマイズしていくと良いでしょう。
忙しいサラリーマンの方におすすめのほったらかし運用がすぐ始められる内容となっています。

本書はページ数も限られており、図解付きで読みやすくなっていますが、それでも字を読むのが苦手な方はマンガから読み始めてみましょう。
パート1はやってはいけない金融商品カタログ
パート1ではやってはいけない金融商品カタログの紹介をしています。
・やってはいけない投資編
駄目な投資信託はどういったものかが分かるようになります。
・やってはいけない銀行編
正しい銀行との付き合い方が分かるようになります。
・やってはいけないその他の金融商品編
FX、社債、不動産等、代表的な投資商品についてダメな点が分かります。
・やってはいけない保険編
保険に対する基本的な考え方が分かります。
・パート2はやってはいけない金融サービスカタログ
金融サービスに関わる話です。
ファンドラップ、ロボットアドバイザー、来店型保険ショップ、リボルビング払い等の駄目なポイント、正しい活用方法が分かります。
パート3はだまされないための資産運用マニュアル
パート2まではやってはダメな資産運用についての説明が続きました。
本パートでは実際に資産運用をどうすると良いのか、無リスク資産、リスク資産の考え方、組み立て方の基礎が身につきます。
パート4はNISAとiDeCoを利用した資産運用
大変お得な節税制度であるNISA、iDeCoについての基本的な説明と具体的にどの商品を購入すると良いのかといったところまで開設されています。
まとめ
著者は徹底して無駄な手数料を取られないようにするように指南しています。
そのためにどう行動するのか、人に流されないように金融リテラシーを身につける大切さが伝わります。
最終的には自分自身で納得したもので運用できるように本書で基礎を身に着けましょう。