脳動脈瘤の治療に関わるお金についての問題についてです。実際にどれくらいかかるか不安ですよね。何かと心配なお金にまつわる心配事を共有したいと思います。
脳ドッグ費用について
脳動脈瘤を発見できるタイミングは基本的には人間ドッグの中でもオプション扱いとなる脳ドッグを受けたときが多いです。その他では、脳腫瘍など開頭した際に合わせて治療する場合などになるかと思います。その気になる脳ドッグの費用は健康保険適用外で数万円掛かるので毎年受けるのは抵抗があるという方もいらっしゃるかと思います。ちなみに妻が脳ドッグを受けた理由は肩こりが酷いからというのが事の発端でした。手術が無事に終わり結果としては良かったのですが、脳ドッグを受けない方が幸せではないかという考えもあります。私は受けたことがないです。
精密検査費用
脳ドッグで受けるMRIで脳動脈瘤の所見が見つかった場合、造影剤を投与して血管の状態を鮮明に確認する必要があります。検査には日帰り入院又は1泊入院が必要な場合もあります。しかし、治療のための検査となるため保険適用ができますので、費用は大きくはないです。
手術前の通院
精密検査の造影剤での検査により、脳動脈瘤を宣告された場合は治療するか経過観察とするか医師と相談しながら決断します。私の場合は、開頭術の専門家、コイル術の専門家と2回の診察を受けました。手術をする場合はリスク、手術の方式を良く確認しながら進めましょう。基本的には手術を急ぐ事は少ないと思いますが、希望の医院や医師にお願いする場合は、1〜3ヶ月先の手術となる場合があります。手術直前には脳には視神経などもあるため眼科医、手術は全身麻酔となるため麻酔科などで検診していきます。精密検査から数ヶ月の期間が空いた場合は手術の近いタイミングでもう一度投影剤で血管の状態を確認します。この期間にかかる費用も保険適用となるため大きな額とはならないでしょう。
セカンドオピニオン
脳動脈瘤の治療については、色々な選択肢があるためセカンドオピニオンは受けておいたほうが後悔はないかと思います。自由診療のため30〜60分で数万円の費用がかかります。
手術及び入院費
手術と入院費については高額医療費制度により、数万円の支払いとなるかと思います。会社員の方は事前に健康保険事務所に申告して窓口での支払いを減額できるようにしておきましょう。手術後の申告でも構わないとは思いますが、一度立替が発生します。妻の場合は2人部屋しか空いていなかったので、差額ベット代が高くつきました。空きがない場合の差額ベット代は場合によっては負担無しとしてもらえるかもしれませんので医院に確認しておきましょう。
術後の検査は半年後
術後は半年を目安にMRIを撮っての検査を実施しました。当然保険適用になるので、費用負担は大きく有りません。特に異常がなければ、次回は半年後か一年後にMRIまたはCTスキャンを実施します。
まとめ
比較的大きな費用が発生するのは脳ドッグとセカンドオピニオン、高額医療費制度適用後の手術入院費用です。手術をした年は医療費の合計が高くなりますで、電車代なども発生した金額はデータを取っておき、確定申告を行いましょう。一部税金が控除されて返還されます。実際にどれくらいの規模のお金がかかったか見てきましたが、日本において治療を進める場合はびっくりするような額にはならないかと思いますので、安心して治療に臨みましょう。