【書評】職場の「空気」が結果を決める 北野唯我著

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職場の空気が悪いと感じることはありますか。

目標が明確にできず、なんだか毎日会社に行くのが億劫だ。

職場の空気が重苦しい。

会社や上司が何を目標と考えているか分からない。

今の仕事は会社の成果につながっているのか分からない。

仕事の成果に対して正しく評価されているのか分からない。

など、情報が不足していることで不必要に疲弊していないでしょうか。

そんな時におすすめの本を紹介します。

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職場の「空気」が結果を決める 北野唯我著

第1章 オープネスの発覚

現在は口コミなどの社内内部者からの評価が見える化されており株価にも影響する。

第2章 オープネストは何か

オープネスが低い日本社会について、オープネスが高い会社と低い会社の比較についての話し。

オープネスの必要性について、指標を用いて解説。

ただし、必ずしもオープネスは高ければ高いほど良いわけではない。

第3章 オープネスをどう高めるか

オープネスを邪魔する罠についての解説。

具体的な職場での障壁事例も紹介されているので分かりやすい。

第4章 オープネスをどう使うか

動物の生き残り戦略についての紹介から企業の生き残り戦略についての解説。

事業と組織のモメンタムの相関性について、そして組織のモメンタムを下降させないための打ち手についての解説。

まとめ

職場の空気が重く、風通しが悪く感じているので本書を手にとってみました。

労働者側がすぐに行動に移せるようなハウツー本ではありませんが、経営者視点から見て組織の空気は重要ということが分かります。

職場の空気はすぐに変える特効薬はありませんが、自身の職場がどういった状況にあるのか、あるべき理想の姿はどうなのかは知っておき、考えていく必要があります。

知っていれば、不必要に会社の人間関係にも悩まされることはなくなるでしょう。

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