サラリーマンのみなさん、上司ガチャを外してしまった方もいるのでは無いでしょうか。
私も上司運が無い自覚があるので、日々悩みながらの会社員生活を送っています。
そこで、今自分自身がいる状況について知るためにも参考書籍を読んでみるのも良いのではないでしょうか。

心が折れる職場 見波利幸著
今回紹介するのはこちらです。
心が折れる職場。
1章 自発的な飲み会が少ない職場は危ない
私の職場では当てはまる見出しです。
まず、歓送迎会のときに部長の声掛けが無いと始まりません。
いっそ忘れていてくれた方がありがたいぐらいですが、節目にはきっちりと開かれるみたいです。
コースの内容について、値段について、文句を言われるだけなので幹事だけはやりたくないところです。
何かしら予定を作って出席回避を考えるようにしています。
2章 「アドバイス上手」な上司が心を折る
冷酷な突き放すタイプの上司、自身の保身を優先する上司が登場します。
いずれも当てはまる人が思い浮かぶ方は多いのではないしょうか。
3章 なぜ運動部を経験していないと、心が折れやすいのか
この章では理不尽な上下関係でストレス耐性が身についていると心が折れにくい傾向がある話が出てきます。
一定の効果はあるかもしれませんが、他の解決策を考えたいところです。
4章 90分のメンタルヘルス研修で、不調者が増える理由
メンタルヘルス研修、パワハラ研修など頻繁に開かれますが、効果があるように感じない方も多いのではないでしょうか。
本人が無自覚で浅い内容だけで満足しているから問題なのではという問題提起です。
当たり障りのない内容で、1時間〜1時間半の研修でスライドを見て終わるだけの職場も多いでしょう。
5章 心が折れない職場とは?
復職時について書かれた章です。
私自身はメンタルを病んで休職したことは無いのですが、事例としてはいくつも見てきました。
いつもと変わらない対応で迎えてあげるようにしましょう。
まとめ
会社員としては避けて通れない上司との関係について、切り込んだ本書です。
上司との関係で心が折れそうな方は読んでみると共感できる内容になっています。
具体的な対処法については上司側に部下のことを理解しましょうという内容のため、即効性はありませんが、同じ悩みを抱えている人がいると分かると少しは気持ちが楽になります。
サラリーマン生活ほどほどに頑張りましょう。